2009年 11月 05日
彫刻師 村石繁蔵 |
彫刻師 村石繁蔵は天保3年(1832年)に生まれ、久留米藩内の社寺に多くの彫刻を残す。
明治期、旧久留米藩を代表する彫刻師である。その村石繁蔵の彫った欄間が瀬高町の旧家にあると言う話しが私のところにあり、見に行くことになった。鑑定団よろしく、清力美術館の館長さん、木彫家の岳野氏、私の3名が出かけた。いかにも旧家らしく品の良い藁葺き屋根である。部屋に案内され見せてもらうことに。
まさしく村石繁蔵の欄間で余白をたっぷり取った良い作品である。彫り印を見ても村石自身、自信作ではないだろうかと思われる。来年開催される清力美術館の「藩境の匠展」という企画展において公開させてもらうことになった。100年以上の時を経ても尚、村石繁蔵の息使いが感じられる気がする。
明治期、旧久留米藩を代表する彫刻師である。その村石繁蔵の彫った欄間が瀬高町の旧家にあると言う話しが私のところにあり、見に行くことになった。鑑定団よろしく、清力美術館の館長さん、木彫家の岳野氏、私の3名が出かけた。いかにも旧家らしく品の良い藁葺き屋根である。部屋に案内され見せてもらうことに。
まさしく村石繁蔵の欄間で余白をたっぷり取った良い作品である。彫り印を見ても村石自身、自信作ではないだろうかと思われる。来年開催される清力美術館の「藩境の匠展」という企画展において公開させてもらうことになった。100年以上の時を経ても尚、村石繁蔵の息使いが感じられる気がする。
by smatsubayashi
| 2009-11-05 21:24
| 日々是好日