2010年 08月 28日
原因究明と装備回収へ |
この谷の核心部と思われる「不動の滝」で不可解な事件が起きた。
滝上部のハーケンにヌンチャクをセットしテープスリングを通す。
それをアブミ代わりにして上がりこむと言うのがこの滝の攻略ポイントとなる。
過去何度もドボンを繰り返していたK君がリードするも、再三のドボン。
トップ交代でH君がリード。彼も過去何度もドボンをやっているが今回はリベンジである。
何とか、滝上部まで登りハーケンにヌンチャクを掛けた、テープスリングをアブミ代わりに上がりこみクリアー出来た。
後続のK君がハーケンのヌンチャクにテープの付いた別のカラビナを掛けそれを手がかりに、アブミまで進み上がりこむ。
次の私は、これまでトップをやってきたので要領は心得ていた。
左上トラバースの後、セットされたテープに体重を掛けたとたんアブミがハーケンから外れ、滝のしぶきの中へ転落、しばらく宙づり状態となり、滝に打たれとても苦しく、ロープを降ろしてくれるよう頼む。
滝壺を再度泳いでさらに登り直す事となった。
ヌンチャク2セット、テープ2.3本が滝壺の底に沈んでしまった。深くてとても回収出来そうもないので置いて下山してきた。
明日、それらの装備の回収と、ハーケンからカラビナが外れた状況を現場検証の予定
万が一の一が起こってしまった。絶対あってはいけない事が起こった。
今後のためにも原因究明は絶対必要である。
そんな訳で明日も「行ってきます!!」
by smatsubayashi
| 2010-08-28 23:15
| 登山